〈出演者プロフィール〉

◎新戸雅章(しんどまさあき)
1948年 藤沢市本町生れ。県立湘南高校、横浜市立大学卒、作家、SF作家クラブ会員、テスラ生誕150年記念イベント実行委員長。藤沢在住。1993年、日本人の手になる最初のテスラ伝記を刊行。1996年、旧ユーゴスラビアで開催された国際テスラシンポジウムで招待講演。慶応大学や電気の史料館等でもテスラに関する講演を行う。 著書:「超人ニコラ・テスラ」「バベッジのコンピュータ」「逆立ちしたフランケンシュタイン」(以上、筑摩書房)、「テスラ」(工学社)、「天才の発想力」(ソフトバンククリエイティブ)。

◎鈴木匠(すずきたくみ)
1973年、竹邉正道らとバンド『ぼくら』結成。1974年、初コンサート。1975年に本格ハードロックバンド「デューセンバーグ」を結成、都内や関東のライブハウス、米軍基地などで活動。その後、プロのギタリストとしてPANTAや郷ひろみなど多くのアーチストと共演する。 1985年にデューセンバーグを再結成、以後、伝説のバンドとしてライブハウスを中心に活躍し、現在に至っている。別名「湘南のジミーペイジ」。藤沢在住。

◎薬師寺美津秀(やくしじみつひで)
1966年生まれ。東京在住。2001年にロックグループ「TUBE」のツアーで二コラ・テスラが発明した放電装置(テスラコイル)を製作、初披露する。2006年には、世界クラスのテスラコイルを製作。以後、日本テレビ「世界仰天ニュース」、TBSテレビ「飛び出せ!科学くん」などで放電パフォーマンスを成功させた。2011年には、名古屋市科学館の放電ラボ用に2基のコイルを製作・納入するなど、今最も注目される放電パフォーマーである。
主な著書:『乱用薬物密造の科学』(データハウス)、『アリエナイ理科の本』(共著)。

◎右近修治(うこんしゅうじ)
1952年神奈川県生まれ。青山学院大学大学院修士課程修了。理学博士。神奈川県立湘南高等学校教諭、日本物理教育学会理事。実験を通して物理や電気の仕組みをわかりやすくまなぶ実験授業を実践し、青少年の科学教育に大きな成果を挙げている。 主な著書:『日常の疑問を物理で解き明かす』(ソフトバンククリエイティブ)、『実験で楽しむ物理〈1〉「ひとりでに回る生卵」』『実験で楽しむ物理〈2〉「歌うワイングラス」』(丸善)、などの共訳、共著あり。

◎猪野修治(いのしゅうじ)
1945年山形県に生まれる。1971年東京理科大学理学部第U部物理学科卒業。東京家政学院中高等学校勤務をへて、フリーの科学史家として活躍。「湘南科学史懇話会」の代表として科学者や論客を招いて講演会を藤沢で開催、その成果を「懇話会通信」として刊行する。学問の垣根を取り払う旺盛な知的活動で、科学史・哲学の世界に大きな刺激を与え続けている。 主な著書:『科学を開く 思想を創る―湘南科学史懇話会への道』(柘植書房新社)、『サイエンス・ブックレビュー』(閏月社)