テスラは世界中のアーチストやクリエーターを刺激しつづけており、その名前はあらゆるジャンル、メディアに登場しています。ここではそんなテスラとメディアの関係を思いつくまま、気づいたときに紹介していきます。 不定期更新ですが、できるかぎり新しい情報を取り入れていきたいと思っています。皆様もどこかでテスラを発見されましたら、ぜひ、情報をお寄せください。 |
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◎「ジョジョ−」の荒木飛呂彦氏原作・構成による「ニコラ・テスラ」がコミック誌「オールマン」に掲載。 2001.6.14 「ジョジョの奇妙な冒険」などで知られる漫画家荒木飛呂彦氏の原作・構成による「ニコラ・テスラ」(「変人偏屈列伝」エピソード1)が、コミック誌「オールマン」の6月20号に掲載されました。 荒木さんといえば、10年以上前にも「-変人偏屈列伝- NIKOLA TESLA」(「スーパージャンプ」6月号)を同じ鬼窪浩久+藤井伸幸・画で発表しています。しかし内容的には前回とガラッと変わり、ほとんど新作といってよいものになっています。 荒木さんが最初にニコラ・テスラを取り上げた当時、テスラの実像はほとんど紹介されていませんでした。したがってその作品も荒木さんの想像力が生みだしたフィクションといってよいものでした。 その後、この10年余りの間に、テスラの伝記や小説が出て、テスラに対する認識もずいぶん深まりました。荒木さんはそれらを参考にして書き直されたようで、作品的にはよりノン・フィクションに近いものになっています。 いずれにしても大変な力作ですので、荒木ファン、テスラ・ファンはぜひご一読のほどを。 情報提供いただいた浦野さん、山田五右衛門さん、ありがとうございました。 ◎「超鉄大帝テスラ」が角川から発売。 2001.1.3 以前にも紹介したことがある大野安之×大塚英志の「超鉄大帝テスラ」(上) (下)が角川書店から発売されています。 舞台は第二次世界大戦前の満州国をイメージさせる「大日本統帥権帝国」。異星人に支配されたこの帝国に自由を取り戻すため、双子の姉妹が祖父の天才科学者テスラ博士の作った巨大ロボットをあやつり、帝国に加担するエヂソン博士のメカと対決する。 ニコラ・テスラはもちろん、(満鉄)の大陸横断列車あじあ号、大帝浪人・北一輝、幻の契丹文書と禁断のキーワード満載のあやかし世界が展開されています。吉本ばななの帯文と「オリエンタル・レトロ・フューチャー」という惹句も粋。 以上、前回も情報提供いただいた東大阪市在住の〈テスリアン〉KAZ氏からおしえていただいたものです。毎度、貴重な情報提供をありがとうございました。 |