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テスラは遍在する
2018
テスラは世界中のアーチストやクリエーターを刺激しつづけており、その名前はあらゆるジャンル、メディアに登場しています。ここではそんなテスラとメディアの関係を思いつくまま、気づいたときに紹介していきます。
不定期更新ですが、できるかぎり新しい情報を取り入れていきたいと思っています。皆様もどこかでテスラを発見されましたら、ぜひ、情報をお寄せください。
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2018.11.3:山口県防府市で「ニコラ・テスラ展」開催
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2018.10.31:映画「電流戦争」が、公開実現に向けて大きく前進
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2018.4.28:テスラ研究所長の新刊、『江戸の科学者──西洋に挑んだ異才列伝』刊行
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2018.2.28:テスラの伝記映画にハリウッドの実力派俳優イーサン・ホークの主演が決定
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2018.2.6:SpaceXのファルコン・ヘビー打ち上げ成功! 赤いテスラ・ロードスターも
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山口県防府市で「ニコラ・テスラ展」開催
(11.3)
セルビア共和国といえば、首都ベオグラードに遺品を集めた博物館があることでテスラファンにはおなじみです。
一方でセルビアは東欧のスポーツ強国で、テニスのセレシュ、ジョコビッチ、サッカーのストイコビッチをはじめ、バレー、バスケット、水球などにも多くの名選手を輩出しています。2020年東京オリンピックでも、上記種目などでセルビア選手の活躍が期待されています。
そのセルビアのオリンピック・ホストタウンになった山口県防府市で、来年1月25日から「二コラ・テスラ展」(1月26日〜3月3日、会場:
青少年科学館ソラール
)が開催されることになりました。博物館の展示品を借りての日本初の本格的二コラ・テスラ展となる予定で、今から開催が楽しみです。
所長も日本セルビア協会の皆さんといっしょに、前夜祭と初日のオープニング・セレモニーに参加させていただくつもりです。
めったにない貴重な機会ですので、お近くの方はぜひ足をお運びください。
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映画「電流戦争」が、公開実現に向けて大きく前進
(10.31)
昨年、ハリウッドを揺るがしたワインスタインのセクハラ騒動でお蔵入りになっていた「電流戦争」が、公開実現に向けて大きく前進しました。
このほど映画会社ランタン・エンタテインメントが、13フィルムズ社と共同で配給権を獲得したからです。13フィルムズ社は米ロサンゼルスを拠点にインディペンデント系映画への投資と海外セールスを手がける企業です。
既報のように、本作でのテスラ登場シーンは残念ながら余り多くないようです。それでも電流戦争がテーマのハリウッド作品というだけでも公開意義は大きいと思います。
今年2月に報じられたイーサン・フォーク主演の伝記映画は、他のキャストが未定で、撮影はまだ先になりそう。まずはこちらに期待したいと思います。
日本公開にも期待したいですね。
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テスラ研究所長の最新刊、『江戸の科学者──西洋に挑んだ異才列伝』刊行!
(2.28)
テスラ研究所長新戸雅章の新刊が刊行されました。平凡社新書の「江戸の科学者─西洋に挑んだ異才列伝」です。江戸時代に活躍した科学者11人を取り上げて、彼らの奮闘を小伝風に描いたものです。
所長はテスラのように、ほんどんどゼロから出発して、パイオニアにつきものの孤独な闘いを強いられながら、偉業を成し遂げた人物が昔から好きです。
高橋至時、志筑忠雄、橋本宗吉、関孝和、平賀源内、宇田川榕菴、司馬江漢、国友一貫斎、緒方洪庵、田中久重、川本幸民という人選は、どこかでその好みを刺激された人物たちです。
興味がありましたら、一度お手にお取りください。
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テスラの伝記映画にハリウッドの実力派俳優イーサン・ホークの主演が決定!
(2.28)
テスラの伝記映画「テスラ」にハリウッドの実力派俳優イーサン・ホークの主演が決定しました。この作品は以前、マイケル・アルメレイダが監督・脚本を務める伝記映画として、本HPでも紹介したものです。
その後、続報が途絶えていましたが、順調に準備が進んでいたようです。
ホークとアルメイダのコンビはこれが3作目となります。
ニコラス・ホルトがテスラを演じた「電流戦争」が、例のハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ疑惑のあおりを食って公開延期となっていただけに、うれしいニュースですね。
今春、ニューヨーク州北部で撮影開始とか。期待して待ちましょう。
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SpaceXのファルコン・ヘビー打ち上げ成功! 赤いテスラ・ロードスターも
(2.6)
27個の(第一段)エンジンを抱え、現時点で世界最大のパワーを誇るSpaceX(スペースX)のロケット、Falcon Heavy(ファルコン・ヘビー)が、2月6日(日本時間7日早朝)、無事打ち上げられました。サイドブースター2基の地上回収にも成功しました。
2基のブースターがシンクロしながら着陸する映像にはぞくっとしました。
一民間企業がこれほどのパワーを持つロケットを打ち上げられるとは。しかもロケットは再利用により、劇的なコスト削減が期待されています。イーロン・マスクのビジョンと実行力に改めて驚かせられます。
マスクは近い将来、火星への有人飛行を実現するつもりですが、今回のテストでは、宇宙船の代わりにマスクの愛車テスラ・ロードスターが積まれました。そして運転席にはスペースXが開発した宇宙服を着た「スターマン」が。
ロードスターは火星軌道を超える太陽周回軌道に乗りました。運転席ではマスクが好きなデビッド・ボウイの『Life on Mars?』が繰り返し再生されているそうです。
これで人類の火星移住の夢は実現に向けて一歩近づきましたね。
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