テスラは世界中のアーチストやクリエーターを刺激しつづけており、その名前はあらゆるジャンル、メディアに登場しています。ここではそんなテスラとメディアの関係を思いつくまま、気づいたときに紹介していきます。 不定期更新ですが、できるかぎり新しい情報を取り入れていきたいと思っています。皆様もどこかでテスラを発見されましたら、ぜひ、情報をお寄せください。 |
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◎コミック版「発明超人ニコラ・テスラ」好評連載中! 1999.10.22 雑誌「6年の科学」(学習研究社刊)に連載中の『発明超人ニコラ・テスラ』(まんが・下栃棚正之、原作・新戸雅章)が順調に回を重ねています。 少年向けであることや、頁数の制限があるにもかかわらず、テスラの業績やエピソードが過不足なく抑えられ、イメージ化するのがむずかしい高周波放電のシーンもうまく描かれています。ひとえにこの漫画にかける下栃棚さんの情熱と努力の賜物です。原作者としても大満足です。 最新号では、コロラドスプリングスの巨大テスラコイルの放電が圧巻です。 (C)下栃棚正之 ◎フジTV「奇跡体験アンビリーバボー」にちょこっとテスラ? 1999.10.23 10月21日(木)放送のフジTV「奇跡体験アンビリバボー」(19:53〜20:54)にテスラと関係あるエピソードが取り上げられました。タイトルは「TWA800便 謎の爆発」。 1996年に起きたトランス・ワールド航空800便の墜落事故の謎を解くという内容で、28日(木)に後編が放送されます。アンビリバボーたる由縁は「ハープ(HAARP)計画」との関係です。ハープについてはごぞんじの方も多いと思いますが、アメリカ空軍がアラスカで実施している電磁波を利用したオーロラ探査計画です。表向きは学術研究でも真の目的は、電磁波兵器の開発や電磁波によるマインドコントロールだとする説がオカルティストの間で流布されています。 その計画が「TWA800便謎の爆発」の原因であり、さらに遡ればテスラの無線送電実験に行きつくといったお話のようです。しかもTWA機の墜落場所は、奇しくもテスラが実験施設を築いたロングアイランド。おお、アンビリバボー・・・・・・! オカルトや陰謀に興味のある方はチャンネルを合わせてみてください。 予告編でほんの一瞬テスラの放送タワーが映ったのを見逃さずに、情報をお寄せくださったISOYANさん。どうもありがとうございました。 ◎『サイバーX』連載「テクノロジーの迷宮」。テスラ的想像力の迷宮を追求。 1999.3.23 工学社刊のI/O別冊『サイバーX』に本ページ制作者の連載「テクノロジーの迷宮」が連載されています。テスラの発明とその想像力を基点に、テクノロジーの考古学を試みたものです。 連載開始は1998年9月刊行の第5号からです。第1回が「電気の魔術師ニコラ・テスラ」、第2回が「電磁波の考古学」、第3回が「テロートマトンの夢」です。次回は「夢のように飛ぶ夢をみたい」で、4月発売の第8号に掲載される予定です。 テスラはあくまでも想像力のガイド役であり、主眼は技術史の綾取りにありますが、ご興味がおありの方はどうぞ。
◎大野安之『超鉄大帝テスラ』見参!! 1999.2.23 アスペクトから「ブロスコミックス」の一冊として、『超鉄大帝テスラ』の第一巻が刊行されました。(2月8日刊行)。原作は大塚英志氏、画はマッドサイエンティスト物を描かせたら右に出るもののない大野安之氏です。 舞台は満州に支配を広げる大日本統帥権帝国。その脅威から満州を守るために対帝国抵抗組織が立ち上がる。彼らの抵抗の象徴となるのがニコラ・テスラが製作した自動人形「大帝」である。ヒロインはテスラの孫スカーレット・テスラ。そのほか、エジソンとテスラの発明対決とか、共振衝撃とか、テスラ・キーワードが続出します。 大野氏の画はいうことありませんし、タイトルの「超鉄大帝テスラ」も気に入りました。雑誌「ファミ通ブロス」に連載されていますので、興味のある方は一度書店で覗いてみることをお勧めします。 原作の大塚英志氏には、以前ある書評でわたしのテスラ本を取り上げてもらったことがあります。テスリアン確実に増殖中、というところでしょうか。 以上、すべて東大阪市在住の〈テスリアン〉KAZ氏からおしえていただいたものです。貴重な情報提供をありがとうございました。 ◎学研『6年の科学』でテスラの伝記マンガ連載開始。
学習研究社刊行の『6年の科学』4月号から、テスラの伝記マンガが連載開始されます。漫画家は下栃棚正之氏。原作は本ホームページ制作者の『発明超人ニコラ・テスラ』です。(新戸雅章『発明超人ニコラ・テスラ』筑摩文庫)。電気史の学習も兼ねた楽しい仕上がりになっていますので、お子様をお持ちのテスラ・ファンの方は、是非一度お手にとってみてください。 ◎NHK教育TV「やってみようなんでも実験室」にテスラが 1999.1.17 1月25日(土)放送のNHK教育TVの「やってみようなんでも実験室」でテスラコイルとテスラが紹介されます。 放映時間は 1月25日 夕方 6:50− 7:20 再放送は 30日 午前10:30−11:00 です。 マーガレット・チェニー著『テスラ――発明王エジソンを超えた偉才』の翻訳者、鈴木豊雄氏の尽力によるものです。ぜひ、ご覧ください。 |