テスラは世界中のアーチストやクリエーターを刺激しつづけており、その名前はあらゆるジャンル、メディアに登場しています。ここではそんなテスラとメディアの関係を思いつくまま、気づいたときに紹介していきます。 不定期更新ですが、できるかぎり新しい情報を取り入れていきたいと思っています。皆様もどこかでテスラを発見されましたら、ぜひ、情報をお寄せください。 |
●2012.12.23: ★木村カエラさんのニューアルバム「Sync」が発売されました ●2012.12.17: ★宇宙太陽光発電へ一歩 JAXA、17年度にも実証衛星 ●2012.12.5: ★木村カエラさんのミュージックビデオ「WONDER Volt」で薬試寺テスラコイルが大活躍 ●2012.12.1: ★アドベンチャーゲーム「テスラの電気ミスト」発売 ●2012.11.29: ★今夏逝去した高名なIC設計者ハンス・カーメンチントとテスラ ●2012.11.19: ★コードネーム「テスラ」─今度はジョージ・クルーニーが新作SF映画でテスラ役? ●2012.11.6: ★超伝導物質を使った送電線の実証実験開始 ●2012.11.5: ★"テスラは泣かない。"、ファースト・アルバム発売を記念するライブ決行中 ●2012.10.6: ★100万ボルトの中で3日間不眠不休で立ち続けるパフォーマンスに挑戦中! ●2012.9.10: ★クリスチャン・ベイルとニコラス・ケイジが頭脳戦!?新作でエジソン、テスラ役をオファー ●2012.9.10: ★ニコラ ・ テスラ: オタクの守護聖人? ●2012.7.17: ★クリスチャン・ベールとニコラス・ケイジがテスラ映画で共演? ●2012.7.15: ★日本電業とボルボ、ワイヤレス給電の実験に成功──4m以上の距離で10kW級の出力 ●2012.6.30: ★驚異のバーチャルマジックでテスラがよみがえる ●2012.6.22: ★東欧最強のメロデス・メタルコアバンド"Pictures Inside Me"の"Tesla"を聴け ●2012.6.1: ★鹿児島発の注目バンド「テスラは泣かない」がいよいよ全国デビュー ●2012.5.24: ★コミックが新たな「テスラーエジソン論争」を巻き起こす ●2012.5.22: ★テスラガンを製造してしまった人 ●2012.5.19: ★「なぜニコラ・テスラは史上最高の「オタク」なのか?」は最高に楽しく、ちょっと間違いもあるコミック ●2012.5.18: ★「ニコラ・テスラ没後70年」記念企画第一弾!「テスラ自伝」を大幅割引きでご提供中 ●2012.5.9: ★非接触充電(ワイヤレス給電)関連の市場規模、2017年に現在の約16倍に ●2012.5.7: ★横浜のパンカビリーバンド「イカフリ」の「ニコラ・テスラ」を紹介します。 ●2012.5.6: ★テスラの自然エネルギー論を翻訳紹介します。 ●2012.5.2: ★金曜ロードショーに「K−20 怪人二十面相・伝」登場! ●2012.5.1: 岩原裕二の新作「ディメンションW」は、テスラコイルがキーになる近未来SFアクション ●2012.4.17: テスラ小事典を一部改訂 ●2012.4.8: 薬試寺美津秀さん・米村でんじろうさんのコラボ、ご覧になりましたか。 ●2012.4.2: 日本テレビ春の特番続報 ●2012.4.2: テスラ小事典を一部改訂しました ●2012.3.26: 日本テレビ春の特番に注目 ●2012.3.26: 春は名古屋市科学館の放電ラボで ●2012.3.12: 『アトミックロボ』に日本人コミック・アーティストが参加。テスラも描く ●2012.3.7: テスラ発明のロボットが活躍するコミックス『アトミックロボ』アニメ化へ ●2012.2.17: テスラ研究所所長、2月25日(土)に幕末史研究会でテスラと「海軍無線の父」木村駿吉について講演 ●2012.1.27: マドリードでテスラ展開幕 ●2012.1.23: ベートーベンからテスラまで、歴史的著名人のデスマスク11例 ●2012.1.17: トーマス・ドルビー、テスラ設計? の「タイムカプセル」号で北米ツアー ●2012.1.15: ニューヨーク市長によるテスラ追悼演説の録音発見! ●2012.1.14: 清水建設、月にメガソーラー構想 ●2012.1.13: テスラ科学財団、脚本「テスラ─電気の詩人」に讃辞を贈る ★木村カエラさんのニューアルバム「Sync」が発売されました(12.23) 12月19日、木村カエラさんニューアルバム「Sync」が発売されました。 既報どおり、このアルバムに収録された、ディズニー映画「フランケンウィニー」のインスパイア・ソング「WONDER Volt」のPVには、薬試寺美津秀さんのテスラコイルが大きくフィーチャーされています。 テスラコイルのパワーが最大限に発揮されたフルバージョン版のPVはこちらで視聴できます。ぜひチェックしてみてください。 ─「WONDER Volt」の曲と歌詞が頭から離れない。これからは木村カエラさんと木村タエラ(多江)さんを全力で応援していきます。(by 所長) ★宇宙太陽光発電へ一歩 JAXA、17年度にも実証衛星(12.17) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は宇宙空間に設置した太陽光パネルで電気を作り地上へ送る「宇宙太陽光発電」の実証衛星を2017年度にも打ち上げる。 火力や原子力に代わるエネルギー源として太陽光発電の普及が急ピッチで進むが、夜や悪天候のときには電気が作れない。宇宙太陽光発電が実現すると、天候に左右されずに電気を安定供給できるようになる。……(日経電子版記事から、要ログイン) ということで、いよいよ衛星を利用した無線送電の実証実験が始まりそうですね。脱原発や卒原発の切り札になるかどうかは今後の研究と政治的決断にかかっていますが、日本が世界をリードしてきた技術のひとつが、ようやく実用化に向けて踏み出したことを喜びたいと思います。 こちらにJAXAの太陽発電衛星研究者のインタビューがあります。⇒太陽発電衛星 ★木村カエラさんのミュージックビデオ「WONDER Volt」で薬試寺テスラコイルが大活躍(12.5) 人気アーチスト木村カエラさんと薬試寺美津秀さんのテスラコイルが、カエラさんの新曲「WONDER Volt」のミュージックビデオでコラボしました。この新曲は、12月15日(土)公開のディズニー映画「フランケンウィニー」のインスパイア・ソングとのこと。 テスラコイル、オートマトン、怪しげな器具の数々。スティームパンクな実験室で、実験に没頭するフランケンシュタインライクなカエラ博士がとてもチャーミングです。 もちろん楽曲も素敵です。 テスラコイルのパワーと生命力が十二分に発揮されたミュージックビデオ。こちらでぜひチェックしてみてください。 そしてテスラコイルの本当の活躍は、こちらのフルバージョン版で。 ところでKimura Kaela と Nikola Tesla って、なんか似てませんか? 考えすぎかなあ。 ★アドベンチャーゲーム「テスラの電気ミスト」発売(12.1) 11月29日、アップルの IOS(アイオーエス)用に開発されたアドベンチャーゲーム「テスラの電気ミスト」が発売されました。 このゲームはテスラが発明したタイムマシンや1899年のコロラドスプリングスの実験にまつわるミステリーを追求する古典的なアドベンチャーゲームです。 iCOOLgeeksのオーナー、タイラー・パーソンズは「テスラは常にわたしのお気に入りで、彼の人生と発明を取り巻くミステリアスな雰囲気は、私たちのゲームのベースに最適なものです」と語っています。 ★今夏逝去した高名なIC設計者ハンス・カーメンチントとテスラ(11.29) 去る8月8日、IC設計者のハンス・カーメンチント(Hans Camenzind)が78歳で亡くなりました。 スイスからアメリカに移住したハンスは、生前150種類以上ものICを設計し、20件の特許を取得しました。なかでも有名なのが1971年に開発した555タイマーで、多くの電子工作愛好家に親しまれてきました。 また熱心なテスラ研究者として知られ、テスラに関する講演も何度か行っています。 555タイマーは発振回路にも使用できるとのことですから、この点でもテスラとの縁が感じられますね。 ★コードネーム「テスラ」─今度はジョージ・クルーニーが新作SF映画でテスラ役?(11.19) 既報のクリスチャン・ベール、ニコラス・ケイジ競演のテスラ映画"Tesla, Ruler of the World"の続報を待っている間に、またもテスラ映画の話題が飛び込んできました。 その作品とは「テスラ」というコードネームで呼ばれるディズニー映画。内容は地球上で異星人を探査する男の話で、その主人公がテスラということのよう。どうやらテスラの火星からの電波受信のエピソードが元ネタになっているようです。 テスラ役にはハリウッドを代表する二枚目ジョージ・クルーニーの名があがっています。こちらもなかなかすごいですね。 まだ不確定な情報で、本当にテスラ映画なのかという疑いもありますが、新情報が入りしだいまご紹介したいと思います。 日本語の記事です。⇒「にこにこニュース」 これも⇒Kotaku JAPAN ★超伝導物質を使った送電線の実証実験開始(11.6) 超伝導物質を使った送電線による家庭向け送電の実証実験が10月29日、横浜市の東京電力旭変電所敷地で始まりました。 現在の送電による電力の損失は約5%ですが、超伝導物質を使った送電線では、冷却に使う電力分を含めても、これを約半分にできる可能性があるそうです。すばらしいですね。 超伝導送電の場合、交流よりも直流のほうが効率的なのですが、現在の交流送電網をただちに置き換えるのはむずかしいので、都内や大都市圏の老朽化した地中送電線から順次導入していくとのことです。 実用化は2020年頃になるそうです。さて、21世紀の電流戦争の行方はどうなりますか。 ★"テスラは泣かない。"、ファースト・アルバム発売を記念するライブ決行中(11.5) 8月1日、ニュー・アルバム『High nobel march』をリリースした"テスラは泣かない。"が、アルバム発売を記念するライブ公演を決行中です。東京・下北沢と福岡のライブはすでに終了しましたが、このあとも11月18日(日)熊本・NAVARO、11月24日(土)大阪・十三ファンダンゴ公演が予定されています。 詳細はこちらから⇒ホームページ
★100万ボルトの中で3日間不眠不休で立ち続けるパフォーマンスに挑戦中!(10.6) アメリカのイリュージョニスト、デイヴィット・ブレインが、ニューヨーク現地時間10月5日(金)から、テスラコイルから放たれる何百万ボルトもの電圧がかかる空間で、3日3晩不眠不休で立ち続けるパフォーマンスに挑戦しています。 これまでも短時間の放電を受けたるパフォーマーやイリュージョニストはいました(日本では薬試寺美津秀さんや米村でんじろうさん)が、これほど長時間の挑戦は始めてでしょう。ただし、実験中に放電を浴び続けたテスラ自身を除けばですが。 動画:http://youtu.be/P37dmtwT2fM 動画:http://youtu.be/hsW3Ct4yDvA ★クリスチャン・ベイルとニコラス・ケイジが頭脳戦!?新作でエジソン、テスラ役をオファー(9.10) 「ダークナイト ライジング」(7月28日より公開中)のクリスチャン・ベイルと「ゴーストライダー」(07)のニコラス・ケイジが、それぞれニコラ・テスラ役とトーマス・エジソン役をオファーされているとの噂がある……。 Rakuten Woman 噂のテスラ映画の情報が日本語で読めます。 ★ニコラ ・ テスラ: オタクの守護聖人?(9.10) 多くの人々は、ニコラ・テスラが誰か知らない。 彼はアインシュタインより有名ではない。レオナルドよりも有名ではない。スティーブン・ホーキングよりも間違いなく知名度が劣る。彼のファンにとって最もいらつかせられるのは 、最大のライバルであるトーマス・エジソンよりも知られていないことである。…… ─BBCニュース・マガジン、2012年9月10日 いい記事です! ★クリスチャン・ベールとニコラス・ケイジがテスラ映画で共演?(7.17) 昨年1月、クリスチャン・ベールがテスラ役を演じる映画の情報を掲載しました。その後は新しい情報がなかなか上がりませんでしたが、6月末になってようやく続報がはいりました。 "Wild Rooster"の記事によれば、映画のタイトルは"Tesla, Ruler of the World"。主演には既報どおりクリスチャン・ベール。驚いたのが、相手役の永遠のライバル、エジソンにはニコラス・ケイジの起用が予定されているとのこと。 ケイジといえば「魔法使いの弟子」(2009年)で、テスラコイルを作る主人公の魔法教師役を演じた縁があります。彼自身テスラのファンだと公言しているだけに、実現すればこれはおもしろいキャスティングですね。 制作は「ソフィーの選択」や「シンドラーのリスト」なども手がけた大物プロデューサー、ブランコ・ルスティーグ。監督は「恋する予感」「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」「フェイク」などのマイク・ニューウェル。共演は「バッドマン・ビギンズ」にも出演しているレイド・セルベッジア、カナダ在住のセルビア人女優ロリータ・ダヴィドヴィッチなど。 ニューウェル監督は現在撮影中のディケンズ映画「大いなる遺産」の完成後に、本作のオファーを受けたいとの意向とのこと。かなり信憑性の高い情報のような気もしますが、どうでしょう。 collider http://collider.com/christian-bale-nicolas-cage-nikola-tesla-movie/179037/ ★日本電業とボルボ、ワイヤレス給電の実験に成功──4m以上の距離で10kW級の出力(7.15) 日本電業工作とボルボテクノロジー・ジャパンは、電気自動車向けのワイヤレス給電システムを開発、京都大学生存圏研究所の電波暗室で実験を行いました。 給電にはマイクロ波方式を採用、これをレクテナというアンテナと整流回路が一体となった装置で受信し、直流電力に変換するものです。今回はレクテナの高効率化により、4〜6mの距離で10kW級の電力を無線伝送する実験に成功しました。 「まずはバスやトラックなどの商用車に適用していきたい」(ボルボテクノロジー・ジャパン担当者)とのことで、ワイヤレス給電に情熱を傾けてきた元生存圏研究所長の松本紘先生(現京都大学総長)もさぞお喜びのことでしょう。 @IT MONOist 2012年7月9日 http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1207/09/news076.html 久米 秀尚/日経エレクトロニクス 2012/07/06 19:30 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120706/227033/ 日本電業工作プレスリリース 2012年7月6日 http://www.den-gyo.com/news/2012/20120706.html ★驚異のバーチャルマジックでテスラがよみがえる(6.30) スイス人の手品師マルコ・テンペストといえば、デジタルメディアとマジックを融合したバーチャル・マジックで世界的に有名。何度か来日して、テレビ等でメディアの可能性を拡げる斬新で驚異的なパフォーマンスを披露しています。 そのテンペストがテスラを素材にしたバーチャル・マジックを完成させ、動画で披露しました。こちらです。 ご覧になればわかるとおり、すばらしくイマジネイティブな動画です。 アート・マジック・テクノジーという歴史的に競合し、刺激を与え合ってきた3つのジャンルが、テスラというかっこうの素材をえて、ひとつに融合しました。 このようなパフォーマンスを完成させたテンペスト氏に深甚の感謝と最大限の賞賛を贈りたいと思います。皆様もぜひごらんください。 ついでにこちらのメイキング動画も。 ★東欧最強のメロデス・メタルコアバンド"Pictures Inside Me"の"Tesla"を聴け(6.22) 日本に「イカフリ」「テスラは泣かない」、そして元祖平沢進氏があれば、海外にはアメリカの老舗バンド「Tesla」ありと、テスラ好きミュージシャンの系譜は後を絶ちません。 ウクライナのバンド"Pictures Inside Me"が1年前にリリースした"Tesla"は、ロシア語の歌詞はわかりませんが、重厚かつメロディアスなサウンドで聴き応え十分。東欧のヒーロー、テスラにささげられたすばらしい一曲をぜひご視聴ください。 ★鹿児島発の注目バンド「テスラは泣かない」がいよいよ全国デビュー(6.1) 以前、ご紹介した鹿児島在住の4人組バンド「テスラは泣かない」が8月1日、ニュー・アルバム『High nobel march』をリリースします。 2008年のデビュー以来、地元で圧倒的な人気を誇ってきた彼らですが、昨年は、“COUNTDOWN JAPAN”の出演をかけた“RO69JACK 11/12”に入賞を果たすなど、全国的にも名が上がってきています。そして、いよいよ満を持して全国デビューを果たすわけです。 テスラの名前がついたバンドの活躍を応援しないわけにはいきません。音楽好きのテスラファンの皆様、ぜひご注目を! ★コミックが新たな「テスラーエジソン論争」を巻き起こす(5.24) 先日、ご紹介したマシュー・インマンのコミック「なぜニコラ・テスラは史上最大のオタクなのか Why Nikola Tesla was the greatest greek who ever lived」がブログやツィッターで話題になっています。 雑誌「フォーブス」のアレックス・ナップによる批判と、これを受けたインマンの弁明などもあって、グーグルのニコラ・テスラ検索数は倍加、ブログやツイッターでもテスラ派とエジソン派に分かれて熱い論争が続いています。 たしかにインマンには事実誤認もあって、これに対するナップの指摘は正確です。でも、インマンの執筆動機はもともとエジソンが教科書に載って、テスラが載らないのはおかしいというところにあったわけです。その点ではインマンに全面的に賛同します。 ここからさらに実り豊かな議論が続き、結果的にテスラの再評価が進むことを願っています。 ・「オートミール効果:コミックのおかげでグーグルのニコラ・テスラ検索数倍加 The Oatmeal Effect: Google searches on inventor Nikola Tesla double thanks to a comic」 ・「シアトルのウェブ・コミック「オートミール」がテスラとエジソンの論争を巻き起こす Seattle webcomic The Oatmeal generates Tesla-Edison controversy」 ・「ニコラ・テスラ対トマス・エジソン:電気の一大キャットファイトは続く Nikola Tesla vs. Thomas Edison: The Great Electric Catfight Continues」 ★テスラガンを製造してしまった人(5.21) こんなものをつくってしまった人がいます。テスラフリークス憧れの「テスラガン」です。 つくったのはシアトル在住のロブ・フリッケンガー。フリッケンガーはネットワーク関係の著書もあるシスアドで、DIYマニアとしても知られています。 モデルは、グラフィックノベル"The Five Fists of Science"に登場する銃。テスラとマーク・トウェインが、邪悪なエジソン、モルガン、マルコーニ連合と対抗して世界平和のために闘うこのスティームパンク・コミックスが気に入って、製作を思い立ったとか。 砲身はおもちゃのナーフガンを流用し、その先に小型のテスラコイルを接合、電源は18ボルトのドリルバッテリーを使用しているそうです。 薬試寺美津秀さんの超弩級テスラコイルは無理でも、これなら多少の電気知識とDIY能力があればなんとかなりそう。 どうでしょう、だれか作ってみませんか。完成したら、テスラ研究所宛に写真をお送りください。本HPやブログで紹介させていただき、粗品を進呈させていただきます。 ★「なぜニコラ・テスラは史上最高の「オタク」なのか?」は最高に楽しく、ちょっと間違いもあるコミック!(5.19) シアトル在住のマシュー・インマンが運営するウェブサイト「The Oatmeal(ザ・オートミール)」は、インマン自身が描いたコミックを掲載して人気が高いサイトです。 最新作の「なぜニコラ・テスラは史上最高の「オタク」なのか? Why Nikola Tesla was the greatest geek who ever lived」は、テスラの人物と業績が楽しみながら理解できる素敵なコミックで、ベテランのテスラファンもテスラ初心者もはまることうけあい。 ただ、雑誌「フォーブス」の編集者アレックス・ナップも指摘しているように、事実誤認やテスラを持ち上げる余りの間違いもいくつか見受けられます。テスラファンならいまさらという指摘かもしれませんが、ご参考までに。 「ニコラ・テスラは神ではなく、トマス・エジソンは悪魔ではなかった Nikola Tesla Wasn't God And Thomas Edison Wasn't The Devil」 ★「ニコラ・テスラ没後70年」記念企画第一弾! キャンペーン期間中、「テスラ自伝」を大幅割引きでご提供! 通常送料共1800円 ⇒ 特価送料共1200円で(5.18) 来年2013年は「電力の父」ニコラ・テスラの没後70年にあたります。これを記念してテスラ研究所では記念企画の準備を進めています。 前年にあたる今年もいくつかの企画を用意していますが、その第一弾として、5月18日(金)より「テスラ自伝」の割引サービスを実施させていただきます。 キャンペーン期間中に当研究所刊行の「テスラ自伝」をお買い求めの方には、通常送料共1800円のところを送料共1200円の大幅割引きでご提供させていただきます。 テスラの生の声がつまった貴重な自伝を、この機会にぜひお手元に。 ●「テスラ自伝」通常送料共1800円 ⇒ 特価送料共1200円 ※キャンペーン期間 5月18日(金)〜6月1日(金) ★非接触充電(ワイヤレス給電)関連の市場規模、2017年に現在の約16倍に。アイルランドの調査会社発表。(5.9) アイルランドの調査会社リサーチ&マーケッツ社は、非接触充電(ワイヤレス給電)関連の市場規模が、2017年には現在の約16倍に拡大するという調査報告を発表しました。同社は2011年の市場規模を4億5686万米ドルと試算、それが6年後には71億6100万米ドルに達すると予測しています。 ワイヤレス給電は、テスラが100年前に構想したのち、1970年代になって太陽発電衛星(SPS)などの大規模送電を中心に研究が開始されました。当時はマイクロウェーブなどを利用する電波方式が主流でしたが、近年はパソコンや電気自動車の充電用に、電磁誘導方式、電磁界共鳴方式などの研究が進み、実用化に大きく近づいています。 業界団体等による標準化の動きも活発になっています。テスラの夢がいよいよ本物になってきましたね。 ★横浜のパンカビリーバンド「イカフリ」の「ニコラ・テスラ」を紹介します。(5.7) 横浜出身の3人組R&Rバンド「イカフリ」のシングル「ニコラ・テスラ」(2011年7月リリース)は、明るく乗りのよいパンカビリースタイルで、前向きな未来を歌う素敵な一曲です。 テスラとロックというと、テクノやヘビメタが似合うイメージでしたが、こういうR&Rスタイルも楽しいですね。歌詞もテスラファンなら思わずニヤリとすると思います。 ライブで聴けばいっそう盛り上がると思います。 ★テスラの自然エネルギー論を翻訳紹介します。(5.6) 原発事故を機にエネルギー問題があらためてクローズアップされ、脱原発と自然エネルギー転換への期待が高まっています。 交流送発電によって現代のエネルギーシステムの基礎を築いたテスラは、同時に自然エネルギーについても深い考察をめぐらせていました。この転換期にあたって電力の父の自然エネルギー観を再評価すべきではないかと思い、彼が1900年に雑誌「センチュリー」に寄稿した『人類エネルギーの問題』の中から該当の「媒体から生じるエネルギーの利用」を翻訳してみました。 解説はあらためて掲載させていただきます。 ★金曜ロードショーに「K−20 怪人二十面相・伝」登場!(5.2) 5月4日(金)の日本テレビ「金曜ロードショー」(21:00〜22:54 放送)に、佐藤嗣麻子監督の「K−20 怪人二十面相・伝」が登場します。テスラ装置をめぐって怪人二十面相と名探偵明智小五郎が対決する痛快SFアクションで、封切り時にはミステリーとSF双方のファンから大きな支持を集めました。 天に向かってそびえる巨大テスラ装置だけでも、テスラ・ファンには見逃せません。 映画自体もストーリーもテンポもよく、最後まで飽きさせません。未見の方はぜひこの機会に。 「K−20 怪人二十面相・伝」 2012年5月4日(金)21:00〜22:54 日本テレビ系で放送。 出演:金城武、松たか子、仲村トオルほか。 監督:佐藤嗣麻子 ★岩原裕二の新作「ディメンションW」は、テスラコイルがキーになる近未来SFアクション(5.1) 『いばらの王』などで知られる岩原裕二の新作コミックスは、テスラコイルがキーテクノロジーとなる近未来SFアクションです。 2051年、人類はコイルと呼ばれる発明品により、無尽蔵の新エネルギーを手に入れた。そして2072年現在──。腕利きの回収屋であるマブチ・キョーマは、とある依頼の最中に謎の美女と遭遇する。 それは、新次元「W」の扉を開く運命の出会い…! ということで、巨大企業ニューテスラエナジーとか、コイルの開発者でニューテスラエナジーの元CEO百合崎士堂博士とか、テスラテイストいっぱいの作品をお楽しみください。 ★テスラ小事典を少し改訂(4.17) 「テスラ小事典」の項目を見直し、記述を増補・改訂しました。レイアウトも若干変更しました。 ★薬試寺美津秀さん・米村でんじろうさんのコラボ、ご覧になりましたか。(4.8) 日本テレビ特番(4月7日(土)午後6時半から放送)のテスラコイル・パフォーマンス、ご覧になりましたか。ワイルドでんじろう先生、鎧をつけてがんばってましたね。 テスラコイルの放電は何度見てもぞくぞくします。ファラデーケージに閉じこめられた3人もビビってましたね。 こういう映像を見るにつけ、テスラコイルを生で皆さんにお見せする機会がもてればと思います。薬試寺さんにも相談しなければなりませんが、なにか考えたいと思っています。 果敢な実験に挑戦された米村でんじろう先生と、それを支えた薬試寺美津秀さんとそのテスラコイルに、あらためて拍手を送りたいと思います。 ★日本テレビ春の特番続報(4.2) 先日お伝えした日本テレビ特番(4月7日(土)午後6時半から放送)のテスラ関連プログラムは、『ワイルドでんじろう先生VSでんじろうの超ド級!スリリング科楽スペシャル』と題されたコーナーです。 薬試寺さんの巨大テスラコイルを相手に、実験のプロ米村でんじろう先生がどんな活躍を見せるか、乞うご期待ということで。 ★テスラ小事典を少し改訂(4.2) 「テスラ小事典」の項目を見直し、記述を少し改めました。この後、何カ月かかけて順次、増補・改訂をしていきたいと思います。(新戸雅章) ★日本テレビ春の特番に注目(3.26) 改編期の日本テレビ特番(4月7日(土)午後7時から放送)にテスラファンが見逃せない企画が登場する予定です。キーワードは「米村でんじろう」「薬試寺美津秀」「世界一受けたい授業」。 詳しい内容については放送日が近づいたらお知らせします。 ★春は名古屋市科学館の放電ラボで(3.26) 去る2月14日、名古屋市科学館の「放電ラボ」が再開されたという報道がありました。 放電ラボとはさまざまな放電の効果を間近に見て、放電について学んで貰おうという展示企画。中でも薬試寺美津秀さん製作の二基のテスラコイルが演じる壮大なパフォーマンスはリニューアル開館当初から大人気を博してきました。 しかし昨年、装置の一部から発火。幸い大事にはいたりませんでしたが、一時、閉鎖して原因究明を急いできました。その甲斐あって、このほど無事再開にこぎつけられたというわけです。 今や季節は春。名古屋近郊で未見の方は、一度足を運んで、スペクタクルな光と音の饗宴に身をゆだねてはいかがですか。 ★『アトミックロボ』に日本人コミック・アーティスト参加、テスラも描く(3.12) 前回ご紹介した人気コミックス『アトミックロボ』に日本人のコミック・アーティストが参加したとの記事を見つけました。 そのアーティスト名は「グリヒル」。作画担当のササキさんとカラリストのカワノさんで構成しているユニット名です。 グリヒルさんは以前からの知り合いである『アトミックロボ』の作者ブライアン・クラビンジャーから誘いを受け、8ページのショートコミックを描いたとのことです。ニコラ・テスラが登場するこの作品は、5月発売予定の「Atomic Robo's Real Science Adventures」に掲載の予定だそうです。 グリヒルさんのブログにはテスラのデッサンも掲載されていますが、なかなかいい感じですよ。 ★テスラ発明のロボットが活躍するコミックス『アトミックロボ』アニメ化へ(3.7) 以前にも紹介した人気コミックス『アトミックロボ』が、このほど独立系のアニメスタジオ「フィクトリー」の手でアニメ化されることになりました。 本シリーズはテスラが発明した人工知能ロボットが「テスラダイン」という組織の一員として数々の超科学事件の解決に挑むヒーロー物で、一部で根強い人気を博しています。 すでに予告編が公開されていますが、なにぶんインディペンデントのプロダクションのため、全編完成までには資金不足が懸念されています。そこで作者のブライアン・クラビンジャーとスコット・ウェゲナーが動画で資金協力を呼びかけています。 ★テスラ研究所所長、2月25日(土)にテスラと「海軍無線の父」木村駿吉について講演(2.17) 咸臨丸で初の太平洋横断を成し遂げた軍艦奉行木村摂津守と、その子息で36式無線機を開発し、日露戦争の勝利に貢献した木村駿吉。幕末明治を生きた父子2代の物語をテスラ研究所長新戸雅章が語ります。 駿吉はテスラと出会った数少ない日本人のひとりです。19世紀末の技術的風景の中で駿吉はいかにして発明家と出会い、なにを感得したのか。そのあたりも語りたいと思っています。 興味のある方は、ぜひこちらから⇒幕末史研究会 ★マドリードでテスラ展開幕(1.27) 1月26日、スペインの首都マドリードで、「テスラのすばらしい電気の世界」と題されたテスラ展がオープンしました。会場はスペイン科学アカデミーで、主催はセルビアのテスラ博物館。 これがスペイン語による初めてのテスラ展になるとか。 日本でもこのような催し物が早く開催できるとよいですね。 ★ベートーベンからテスラまで、歴史的著名人のデスマスク11例(1.23) ベートーベン、ヒッチコック、リンカーンからテスラまで、著名人11人のデスマスクを並べたブログを見つけました。(⇒kuriositas.com)。 テスラのデスマスクを制作させたのが「アメリカSFの父」ヒューゴー・ガーンズバックであることは、テスラファンならごぞんじでしょう。ガーンズバックはだれより深くテスラを信奉していました。他の有名人のデスマスクについても、それぞれに制作者の思いがあふれているのでしょうね。 途中にはさまれている制作風景も興味深いです。テスラのデスマスクもこうやってつくられたのでしょうか。 ★トーマス・ドルビー、テスラ設計? の「タイムカプセル」号で北米ツアー(1.17) テクノポップのパイオニア、奇才トーマス・ドルビーがこの3月、「タイムカプセル・ツアー」と題された北米ツアーを行うと発表しました。昨年発表した新作LP「A Map of the Floating City」のキャンペーンのため。 ドルビーといえば、ニコラ・テスラを深く尊敬していることは以前、このHPでも紹介しました。⇒リッツ・ホテルのディナーにテスラを招待したい そのテスラ愛は、「テスラが設計したかもしれない」と説明されるトレーラー「タイムカプセル」号のデザインからもうかがえますね。 ★ニューヨーク市長によるテスラ追悼演説の録音発見!(1.15) テスラ記念協会は、このほどニューヨーク市長によるテスラ追悼演説の録音テープを公開しました。この演説はテスラの死から3日後の1943年1月10日にラジオ放送されましたが、以後、長く行方不明になっていたものです。 時のニューヨーク市長は名市長とうたわれたイタリア系移民のフィオレロ・ラガーディア。同じ移民としての同情もあるのか、テスラの事跡を情熱的に語っています。 演説はテスラ記念協会のHPで聴けます。 ★清水建設、月にメガソーラー構想(1.14) 新年早々、清水建設が月のメガソーラー構想を発表しました。 計画では、幅400キロメートルの太陽光パネルを月の赤道上を取り巻くように設置、発電した電力をマイクロ波やレーザーによって地球に送信するというもの。これで世界の年間総使用エネルギーに相当する8.8テラワット(1テラワットは10億キロワット)の電力を確保できるということです。テスラもびっくりの壮大なスケールですね。 高度経済成長期にはこういう初夢が、新聞や雑誌をよく飾ったものでした。実現はむずかしいかも知れませんが、原子力を再生可能エネルギーで置き換えるには、このくらいの大胆な発想が必要なのでしょうね。 ★テスラ科学財団、脚本「テスラ─電気の詩人」に讃辞を贈る(1.13) 米国フィラデルフィアのテスラ科学財団は、映画プロデューサー、ジェームズ・ジェーガーによる「テスラ─電気の詩人」に対して「最良の脚本」であると讃辞を贈った。 脚本の詳細は不明だが、財団関係者によれば、テスラを真の科学者、エネルギーの予言者として描きながら、テスラのロマンスや、マーク・トウェイン、サラ・ベルナール、ジョン・ジェイコブ・アスターといった著名人との友情にも踏み込んだ作品だとのことである。 |