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テスラは遍在する 2000
warden  テスラは世界中のアーチストやクリエーターを刺激しつづけており、その名前はあらゆるジャンル、メディアに登場しています。ここではそんなテスラとメディアの関係を思いつくまま、気づいたときに紹介していきます。
 不定期更新ですが、できるかぎり新しい情報を取り入れていきたいと思っています。皆様もどこかでテスラを発見されましたら、ぜひ、情報をお寄せください。
日 付 ◎中部電力のホームページ「でんきの科学館」にテスラに関するクイズが。

2000.12.23

 中部電力のホームページ「でんきの科学館」にテスラに関するクイズが掲載されています。電気のしくみをやさしく解説した「電気ってなに?」の「スーパーおうむ君の電気あれこれ」というコーナーから、「科学者/発明家に挑戦」というサブコーナーにはいると、テスラに関するクイズに挑戦することができます。
「テスラが大事な実験をするとき、着ていた服は?」「テスラの名にちなんで命名された「テスラ」はどんな単位?」といったクイズが全部で10問あり、3択で答えるようになっています。
 ほかにエジソン、フェルミ、ファラデー、ボルタなどに関するクイズもあります。スーパーおうむ君の「おうむ君」という名がちょっと気になりますが、もちろんこれはオームの法則で有名なオームにちなんだ命名で、某宗教団体とは無関係です。
 なかなかよくできた設問なので、皆さんも一度挑戦してみては。ちなみにわたしはなんとか全問クリアーすることができました。


◎映画「バミューダ・トライアングル」(Lost in the Bermuda Triangle)にテスラが。

2000.11.23

 1999年2月、米のケーブル局で放送されたテレビ映画「バミューダ・トライアングル」はニコラ・テスラを信奉する女性科学者とバミューダ沖の“魔の三角地帯”で妻が謎の渦に呑み込まれた実業家が、巨大なテスラ・コイルを組み込んだ実験船テスラ号を建造。この船で異空間へのゲートを開き、謎の島をめざす冒険SFとのことです。情報源は「SFオンライン」40号のレビュー(添野知生氏)。
 2000年5月26日にCICビクターからビデオ発売されたと知って、早速、藤沢のビデオ屋さんを数件回ってみましたが、残念ながら入荷していませんでした。従ってこの時点では未見ですが、レビューを呼んだだけでも興味をそそられますね。
 もしご覧になった方がいらっしゃいましたら、感想などをお寄せ下さい。

「SFオンライン」40号
http://www.so-net.ne.jp/SF-Online/no40_20000626/review_movie.html


◎太陽光発電を全面採用した保養施設「TESLA」

2000.11.18

 群馬県高崎市に「TESLA」と名付けられた保養施設がオープンしています。
 この施設の特徴は太陽光発電で電力を全面的にまかなっていることです。施設ビルの外壁や窓には、両面ガラスを用いた多結晶シリコン太陽電池が装備され、発電された電力はビルの消費電力を補うほか、電力が余れば電力会社に送り返されます。まさに自然環境にやさしい保養施設といえるでしょう。
 設置者は学校法人堀越学園ですが、施設は学生だけでなく、新エネルギーの啓発のために広く一般に開放されています。
「TESLA」の名前の由来は、やはり「天才ニコラ・テスラにちなんだ」ものだそうです。くわしくは⇒「TESLA」へ。


◎セルビアの新大統領就任とテスラ

2000.10.9

   テスラの生地ユーゴスラヴィアでまた大きな政治的変動が起きている。ユーゴスラビア連邦共和国(セルビアとモンテネグロ)に長く君臨してきたミロシェヴィッチ大統領が選挙の敗北を認め、野党のコシュトニツァ氏が新大統領に就任したのである。
 1990年代のユーゴスラヴィアの分裂と混乱がさまざまな民族主義的対立を生み、コソボをはじめ多くの悲劇を生んできたことはよく知られている。その責任がどこにあるかはこの際置くとしても、こうした悲劇の一部は墓場のテスラにも降りかかることになった。  ⇒クロアチアとセルヴィアの対立は、セルビア人がクロアチア領となったテスラの生地スミリャンを訪問できないという事態を招く一方、クロアチア人はテスラ博物館の資料を利用できなくなるという反動も生んだ。そしてテスラの第二の故郷とも言えるアメリカとセルビアの対立は、テスラの世界的再評価が進まない一因となっている。たとえば、テスラ博物館とアメリカの博物館の交流が希薄なのも、両国の政治的対立が背景にあることは言うまでもない。
 今後、セルビアの政治がどう動くかは予断を許さないが、西側諸国との対立が徐々に解消していけば、バルカンの平和のみならず、テスラ再評価が大きく進展するきっかけとなるにちがいない。ここはテスラのためにも、コシュトニツァの政治的手腕に期待したいところである。


◎西澤潤一氏、エジソン賞受賞。

1999.2.17

 IEEE(米国電気電子学会)の2000年の「エジソン賞」に、岩手県立大学長の西澤潤一氏(73)(前東北大学長)の受賞が内定しました。日本国内では初めての受賞です。  受賞対象となったのは、半導体材料の完全結晶化技術などの材料科学分野での貢献と、静電誘導トランジスタ(SIT)の発明。完全結晶化技術は、高輝度発光ダイオードなど半導体技術を飛躍的に進歩させたとして世界的に評価されています。
 エジソン賞は1909年、トーマス・エジソンの業績をたたえ創設されたもので、これまで電話の発明者ベルを筆頭に錚々たるメンバーが受賞しています。
 西澤氏は、大正15年9月生まれ。仙台市出身。東北大工学部卒。東北大学長をへて、10年から岩手県立大学長。平成元年には文化勲章を受章しています。
 今回の受賞は、一貫して独創技術を追求してきた西澤氏の業績がさらに世界的になったわけで、めでたい限りです。(1999年11月19日付け「河北新報」から)
 エジソン賞はニコラ・テスラも1917年に受賞していますが、この受賞については数々のエピソードが残されています。
 受賞を伝えにいった高名な電気工学者B・A・ベーレントに対して、自分にはそのような賞は必要ないと拒んだ話。ベーレントの説得によってしぶしぶ受諾したが、受賞式の直前に姿をくらましてベーレントを青くさせた話。のちに窮乏したとき、受賞メダルを二つに割って、給料代わりに秘書に与えようとした話、テスラの死後、メダルが保管金庫から忽然と消えたという話など、など……。
 その真偽はチェニーのテスラ伝に詳しいですが、いずれにせよ、テスラにとっては様々な因縁があるメダルと言うことができるでしょう。


◎テスラ、「ライフ」誌の選ぶミレニアムをつくった100人に選ばれる。

2000.2.14

 アメリカの老舗雑誌「ライフ」誌は新ミレニアムを記念して、ミレニアムをつくった100人の偉人を選出、テスラもめでたくその一人に選ばれました。
 リストアップされたメンバーを見てみると、コロンブス、マルコポーロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、デカルト、シェークスピア、ベートーベン、リンカーン、ピカソ、ナイチンゲール、ヘレン・ケラーといった偉人伝でおなじみの面々がずらっと並んでいます。ナポレオン、ビスマルク、レーニン、ヒトラー、毛沢東といった政治家については、意見が分かれるところでしょう。
 科学者からは、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、ラボアジエ、マイケル・ファラディー、ダーウィン、パスツール、エジソン、マルコーニ、ライト兄弟、アインシュタイン、ニールス・ボーアといった錚々たるところが挙がっています。そこに混じってのテスラの選出。まことに慶賀の至りですが、これが世界の「定説」なのでしょう。
 ちなみに日本からは画家の葛飾北斎が選出されています。


◎テスラクランプとは?

2000.2.8

 先日、テスラに関する情報を収集していると、おもしろい広告をみつけました。広告主はサム二十一株式会社。コピーは次のとおりでした。

電磁波(電場)が消える魔法のコンセント『テスラクランプ』
オフィスで、SOHOで、インターネット利用者に
スマートに使える電磁波(電場)防止器。サージ機能(落雷防止)付

今迄の電磁波(電場)防止用のエプロンやフィルタは前方向からの電磁波(電場)しか遮断しません。 パソコンは全ての方向へ電磁波(電場)を発散しています。
エプロンをしている貴方の後にパソコンがあったら、
それは後方から電磁波(電場)を受けていることになります。

『テスラクランプ』はパソコンから発散する電磁波(電場)を抑圧防止してしまうことができるのです。

さあ貴方も、電磁波(電場)を消してオフィスをクリーンにしましょう!(サージ機能付)

 どうやら電磁波防止グッズの一種らしいのですが、内容がよくわかりません。インフォシークで検索してみると、1999年10月25日付けの日本経済新聞朝刊に簡単に内容が紹介されていました。
 記事によれば、テスラクランプとは、電子機器のアース専用線をつないで電磁波を逃す装置だということです。一般の2線式の電源コンセントの場合、アース線と電気を通す線とを共用しているため、電子機器から発生する電磁波を逃すルートがありません。しかし電子機器とコンセントの間にこの装置を設置すれば、電磁波を逃がせられるので影響を大幅に減らせるのだそうです。
 開発したのは大阪に本社をもつ電子機器開発のエイチ・エム・アイ。価格は1万5800円。1年で20万台の販売を見込んでいる、とのことでした。
 周波数範囲約30KHz 〜 300KHzの電磁波に有効だそうですが、実際にどの程度効果があるのでしょうか。テスラの名前がついている以上、本当に効果があるのであれば、どんどん宣伝してほしいし、駄目ならひっそりとやってほしいという感じです。
 使用した方の情報などありましたら、ありがたいと思います。


◎テスラ回路とテスラ研究所の謎

2000.1.23

 横浜市在住の篠原さんから興味深いメールをいただきました。
 今を去る40年近く前、アマチュア無線誌「CQ Ham Radio」(CQ出版)に「チェコ・テスラ発振回路の実験」という記事が出ていたそうです。
 無線機の発振回路を改良して、安定性を高める実験の紹介で、記事には「今月は、安定度では抜群のチェコ・テスラ発振回路を実験を紹介しましょう。この回路は、1961年頃、チェコスロバキアのテスラ研究所で改良されたもので、広範囲に使用することができます。」とあったとのことです。
 初期の無線機の発振回路には、テスラコイルがよく使用されていましたが、真空管時代にテスラ発振回路という回路技術があったとは初耳でした。
 ところで、篠原さんは今もテスラ研究所が残っているか心配しています。共産圏時代の東欧にはテスラの名を冠した会社や研究所がいくつかありましたが、ここ10年ほどの政治的、経済的混乱によって、消滅したところも多いと聞きます。
 わたしもテスラ研究所がどうなったか気になりますので、いずれ調べてみたいと思います。



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