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東洋最大のテスラコイルが吠える!

薬試寺美津秀、渾身の
電撃パフォーマンス


「YSG8 Highvoltage F/X」


 薬試寺美津秀氏が製作した「YSG8 Highvoltage F/X」は、コイルの共振によって数百万ボルトの高電圧を生み出す高周波変圧器の一種です。発明者ニコラ・テスラからとって、一般にはテスラコイルと呼ばれています。
 この薬試寺テスラコイルは、その規模・能力において間違いなく東洋一であり、世界的に見ても最高水準にあります。最大長3.5mの放電がつくりだすそのパフォーマンスは、さまざまなイベントで圧倒的な照明・映像効果をもたらします。
 薬試寺氏は長年の経験から複雑な放電の制御技術を完璧にマスターしており、主催者の様々な要望にも、安全、確実に応えることができます。その技術力は海外でも高く評価されています。
 コンサート、舞台、イベント展示、テレビ番組、ドラマ・映画製作、理科教育、博物館展示などのグレードアップに、このすばらしい科学装置をぜひご活用ください。





 テスラコイルは天才奇術師ふたりの命がけの対決を描いて、この夏話題の映画「プレステージ」にも登場します。

映画「プレステージ」
6月9日(土)より
全国東宝洋画系公開



最新ニュース

★テスラコイルを使った日本初の消失マジック、見事成功(6.1)
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 去る5月28日(日)、東京・中野サンプラザホールで映画「プレステージ」の特別試写会が開催され、薬試寺美津秀さんのテスラコイルをつかったマジックショーが大好評を博しました。

「そしていよいよイベントの目玉である“消失イリュージョン”がスタート。「頑張ります!」と言い残して、くまきりさんが異様な雰囲気に包まれた透明ガラスの箱に入り込んだ。劇中ではデヴィッド・ボウイ演じる世紀の発明家、ニコラ・テスラが発明した“テスラ・コイル”の発生する稲妻と雷が鳴り響く中、マジシャンがカーテンで箱を隠し、再び開けると…一瞬前まで箱の中にいた彼女がなんと消失!! あまりの出来事に、会場は感動の嵐となった」(シネマネット・カフェ

 テスラコイルを使ったこの斬新なマジックショーを見事成功に導いたのは、「崖っぷちアイドル」くまきりあさ美さんの勇気と、マジシャンのダーク広和さんの技量、もちろんギャガ宣伝部の皆さんのご尽力、そしてなにより薬試寺美津秀さんの長年の研鑽と努力でした。


テスラコイル、試写会イベントに向けてデモ順調!(5.19)
teslacoil 薬試寺美津秀氏の最新テスラコイル「YSG8 Highvoltage F/X」のデモが川崎の「インタースタジオ」で行われました。5月27日(日)に中野サンプラザで開催される映画「プレステージ」特別試写会のためのもので、イベント関係者、プロのマジシャン等が参加しました。
 初見の人が多く、回転音に続いて、バリバリという雷鳴とともに放電が始まると、皆、息をつめて見つめていました。
 デモの評判は上々で、「美しい」「迫力に圧倒される」「やはり本物は違う」といった賛辞がとびかいました。おかげで、その後の会議も順調に進みました。
 新型テスラコイルは薬試寺氏の努力によりさらなる性能向上とコンパクト化が進み、セッティング時間も大幅に短小されました。東洋最大のテスラコイルとして、あらゆるステージショーに圧倒的効果をもたらす特殊照明装置として、いよいよ実用化の段階にはいったと確認できました。
 これをイベントで見られる人は本当に幸せですね。

最新テスラコイルの写真紹介!(4.12)
 既報、薬試寺美津秀氏製作・最新テスラコイル「YSG8 Highvoltage F/X」の写真をご紹介します。改良、パワーアップされたこの新型テスラコイルは、この春から夏にかけて日本各地のイベント、テレビ等のメディアに進出し、その雄姿を目近かにお見せする予定です。
 近々そのイベント予告第一弾をお届けしますので、お楽しみに。

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さらなる進化を遂げたマンモスコイル、堂々完成!(2.15)
 昨年秋から製作されていた薬試寺美津秀氏の最新テスラコイルがついに完成しました。今回のマシンは、これまでの経験を活かし、よりいっそうパワーアップされ、また安定性も増したました。
 このマンモスマシンのデモンストレーションは近日中に行われます。デモの映像、写真は本ページで公開予定ですので、どうぞお楽しみに。



薬試寺美津秀(やくしじみつひで)
1966年生まれ。東京在住。
日本唯一にして、最強のテスラコイル・パフォーマー。

yakushizi テスラコイルの研究を独学、自費で続け、2001年、人気ロックグループTUBEのツアーでは7m長の稲妻放電発生に成功。その後、日本テレビ「世界仰天ニュース」、「ぐるぐるナインティーナイン特番」などで相次いでパフォーマンスを成功させてきた。
 2006年、世界クラス(東洋最大)のテスラコイルを製作。神奈川県川崎市で開催された「ニコラ・テスラ生誕150年記念イベント」で公開し、絶賛を博した。2007年には、映画「プレステージ」試写会イベントで、マジックとのコラボレーションに挑み、見事成功させた。
 また、電気や化学の分野に特化したおもしろ技術の研究に没頭し、高エネルギー関係、乱用薬物問題を研究している。
 主な著書:「乱用薬物密造の科学」(データハウス)、「アリエナイ理科の本」(共著)。

テスラコイル使用実績例

幕張イベントホール/TUBEスタジアムツアー
パシフィコ横浜/佐川急便新年会
中野サンプラザ/映画「プレステージ」プレミア試写会オープニング
日本テレビ/世界ビックリ仰天ニュース、グルグルナインティナイン特番
横浜スタジアム/TUBEスタジアムツアー
甲子園球場/TUBEスタジアムツアー
チッタ川崎/Lunatic Thunder/Psychedelic party
アトリエGOG/Orientalithm Danceperformance
川崎インタースタジオ/撮影媒体として
東芝科学館/実演展示用テスラコイル納品
など。

※使用の際各イベントホール、スタジオでの禁止行為解除申請が 必要になります。詳細はお問い合わせください。


テスラコイル動画
(4.3MB)

「ニコラ・テスラ生誕150年記念イベント」の動画をご覧いただけます。
※ご覧になるにはWindows Media Playerのインストールが必要です。

撮影:菊池幸一氏




テスラコイル――つきないその魅力と可能性


 暗いホールに怪音が聞こえたかと思うと、不意に雷鳴が轟き、稲妻が宙を飛ぶ。自然の驚異を人工の装置に閉じこめたテスラコイルのパフォーマンスは見る者を圧倒する――。

discharge テスラコイルは、ニコラ・テスラが1890年代に発明した高周波変圧器で、一次コイルと二次コイルの共振を利用して高周波高電圧を発生させることができる。いわば人工の稲妻発生装置である。
 初期の無線の基盤技術としてその発展に大きく貢献し、現在でもプラズマの形成、「がいし」の絶縁試験、SF映画やパニック映画の特殊効果などに広く使われている。
 近年は、音楽、演劇、アート、超魔術ショーなどのパフォーマンス装置としても注目されているほか、電流と電圧の関係、電気的共振といった物理学・電気学の基礎をまなぶのに最適の教材として理科教育や博物館の展示に採用される例もふえている。
 アメリカにはテスラコイルに魅せられた研究者(テスラコイル・ビルダー)が多数いて、互いにその規模や性能を競っている。そのテスラコイル製作の日本(東洋)における第一人者が薬試寺美津秀氏である。
 薬試寺氏が最初に巨大テスラコイルを特殊効果として使用したのは2001年、人気ロックグループTUBEのツアーだった。このときは地上高30mから7m長の稲妻放電を発生させることに成功した。
 2003年7月放送の日本テレビ「世界仰天ニュース」ではエジソンとテスラの電流戦争を紹介するなかで、テスラコイルを実演。さらに同年10月放送の「ぐるぐるナインティーナイン特番」では、テスラコイルを使ってタレント岡村隆史さんの体から稲妻を放射するスタントを成功させ、視聴者の度肝を抜いた。
 2006年には、その集大成としてかつてない大規模なテスラコイルを製作、神奈川県川崎市で開催された「ニコラ・テスラ生誕150年記念イベント」の会場で実演し、つめかけた聴衆に大きな感銘を与えた。このマンモス・テスラコイルはイベント後もさらに改良が進められ、より高性能化、安定化したコイルへと進化を遂げている。
 テスラコイルは古くて新しい技術であり、科学からアート、教育、各種イベントまで、その可能性は無限である。多くのクリエーター、イベント関係者との共同作業によってそのパフォーマンスがさらに発展し、人々に驚異と感動を与えることを願ってやまない。
新戸雅章(テスラ研究家)



テスラコイル
Tesla Coil
高周波共振変圧器

 一次コイルと二次コイルの共振を利用して高周波高電圧を発生させる変圧器。1890年代にニコラ・テスラが発明。
 テスラの無線システムや世界システムの中核となる発明で、初期の無線機の発振回路によく使われていた。その後、真空管にとってかわられたが、現在でも碍子(がいし)の絶縁試験、プラズマの形成などに使われている。
 発明家テスラのシンボルとして研究者の必須アイテムとなっているほか、その劇的効果から映画の特殊効果によく使われている。さらにイベント、パフォーマンスなどの舞台装置としても注目を浴び、科学実験、科学展示用のアイテムとしても見直されている。

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