ニコラ・テスラ没後70年
「湘南電気実験博覧会」

日時: 2013年8月17日(土)午前10時30分〜午後4時
会場: 藤沢市湘南台文化センター 市民シアター



・入場料: 大人1000円、学生500円(中学生以上)、小学生無料(要大人同伴)

・お申し込み方法
湘南電気実験博覧会「申し込みフォーム」、メール、電話、FAXで、「湘南電気実験博覧会」事務局までお申し込みください。
参加費は当日、会場受付でお支払いください。

主催 湘南電気博覧会実行委員会
後援 藤沢市・藤沢市教育委員会
協賛 遊行フォーラム・遊行舎・湘南科学史懇話会・テスラ研究所




開催趣旨


 19世紀末に活躍した発明家ニコラ・テスラは発明王エジソンのライバルとして、交流による電力システムを完成させ、無線電信、ラジオ、無線操縦などの発明を成し遂げました。その業績の偉大さは磁石の国際単位「テスラ」に、名前が採用されていることからもわかります。
 晩年は不遇でしたが、死後その名誉は回復され、生誕150年にあたる2006年には世界各地で盛大な記念イベントが開催されました。日本でも川崎で開催されましたが、没後70年の今年は、藤沢在住のテスラ研究家新戸雅章の縁もあって、藤沢開催と決定いたしました。
 テスラの実験では人工雷発生装置(テスラコイル)を使った放電実験が有名ですが、今回は薬師寺美津秀さんが製作した東洋一のテスラコイルによる壮大な放電ファンタジーをご堪能ください。また、実験教育の重鎮右近修治先生(湘南高校)には、放電実験、交流モーター実験、電磁波検出実験、共振実験など、テスラと関係の深い実験を通して物理と電気の仕組みをご解説いただきます。
 このほか藤沢在住のロックアーチスト鈴木匠さんによる電子楽器テルミン、テスラコイル、エレキギター演奏のほか、記念講演、パネル討論、各種展示などを予定しております。
 歴史に残るテスラの実験の再現を通して、科学のおもしろさに触れてもらう日本最初の実験イベントです。技術立国日本の明日をになう青少年にも大きな刺激になるものとぞんじます。ひとりでも多くの皆様のご参加をお待ちしております。
 
ニコラテスラ没後70年
「湘南電気実験博覧会」実行委員会
実行委員長 新戸 雅章

・お申し込み・お問い合わせ  〒251-0053神奈川県藤沢市本町1-4-24
新戸雅章方 「湘南電気実験博覧会」事務局

Tel・Fax 0466-27-3267 携帯 080-5065-3267
e-mail: niko091@bd.mbn.or.jp
発明超人ニコラ・テスラ http://nikola-tesla.sakura.ne.jp/



「湘南電気実験博覧会」プログラム

2013年8月17日(土)
湘南台文化センター市民シアター


●10:00開場
●10:30オープニング・ドラマ「遠雷──ある日の発明家」藤沢の名優青江薫がニコラ・テスラを演じます。演出:白石征、脚本:新戸雅章
●10:45来賓あいさつ
●11:00基調講演「ニコラ・テスラってなに?」
新戸雅章(実行委員長、テスラ研究家)
日本のテスラ研究に先鞭をつけた新戸雅章がテスラの生涯と業績を簡潔に語ります。
●12:00昼食休憩
●13:00演奏「電気楽器の饗宴──電気楽器の饗宴」
鈴木匠(ロックアーティスト)、薬師寺美津秀(テスラコイル・パフォーマー)
湘南在住の伝説のロックギタリスト鈴木匠が、エレキギターと電子楽器テルミンを駆使して、テスラコイルとのセッションを繰り広げます。
●13:30実験パフォーマンス「テスラの発明と電気のしくみ」
右近修治(県立湘南高校教諭)
テスラと関係の深い実験を通して物理と電気の仕組みを解説していただきます。
・人工雷実験……世界最大級の放電コイルによる放電実験 ・交流電気・無線・電波実験……電気と無線の実験 ・人工地震実験……共振を利用した機械振動実験
●14:30パネルディスカッション「テスラの科学実験をめぐって」
猪野修治(科学史家)、薬師寺美津秀(パフォーマー)、新戸雅章(テスラ研究家)、右近修治(科学実験家)
テスラの科学実験や発明は、ファラデーの電気学、マクスウェルの電磁気学、ヘルツの電磁波検証実験などと関連する科学史上の重要な実験ばかりです。その意味について討議します。
●15:30閉会式17:00〜 記念パーティ 会場 藤沢産業センター会議室