ubik
home | top

テスラは遍在する 2009
warden  テスラは世界中のアーチストやクリエーターを刺激しつづけており、その名前はあらゆるジャンル、メディアに登場しています。ここではそんなテスラとメディアの関係を思いつくまま、気づいたときに紹介していきます。
 不定期更新ですが、できるかぎり新しい情報を取り入れていきたいと思っています。皆様もどこかでテスラを発見されましたら、ぜひ、情報をお寄せください。
月の太陽光発電所から地球にエネルギー伝送、清水建設未来構想(2009.6.13)

 清水建設は6月11日、月に建設した太陽光発電所から地球にエネルギー伝送する「月太陽発電LUNA RING(ルナリング)」構想を発表しました。
 発電は月に設置した幅400キロ、延長1・1万キロの太陽電池パネルで行い、そのエネルギーをマイクロ波やレーザーに変換して地球に伝送。これにより、原子力発電所約1・3万基分に相当する電力(2035年の地球の電力需要に相当)をまかなうという壮大な計画です。
 建設資材には月の資源を利用。着工は2035年としています。
 清水建設といえば、かつて建設会社として初めて宇宙開発の専門組織を設置するなど、宇宙開発には積極的な会社です。政府も宇宙基本政策に宇宙太陽光送電を採り上げているくらいですから、案外、具体化に向けて進み出す可能性もあります。
 その前に、中国やインドに遅れている有人宇宙開発を本格化する必要はあるでしょうが……。

電磁ビームで台風の勢力を弱体化、米社が特許申請(2009.4.21)

 アメリカで宇宙太陽光発電の技術開発を進めている米ソーラーエン(SolarEn)社が、電磁波を利用する気象コントロール技術を発表しました。これは太陽光発電用に打ち上げた衛星から、台風やハリケーンに電磁ビームを照射、台風の渦の内部温度を上昇させて、勢力を衰退させるというもの。
 すでに米特許庁に特許申請を行っているとのことです。
続きはこちらから⇒technobahn

日本でもテスラ・プロジェクト始動!「宇宙太陽光発電」に着手(2009.4.4)

 4月3日付け朝日新聞によれば、5月に策定される「宇宙基本計画」に「宇宙太陽光発電」計画が盛り込まれる見通しになりました。
 計画では、3〜5年後を目標に小型の人工衛星を打ち上げ、技術的な実証試験に入る予定だそうです。その後、経済性などを見極め、実用化に向けた検討に入るということです。
「宇宙太陽光発電」(「太陽発電衛星」、SPS)については本HPでもたびたび紹介してきましたが、日本の研究は世界的に見てかなり進んでいます。今回はそれが国の環境・エネルギー対策の先端に位置付けられるとのことで、久々に夢のある話ですね。
 計画名はぜひ「テスラ・プロジェクト」でお願いしたいものです。

『怪人二十面相・伝』、三軒茶屋シネマで3月21日から上映(2009.3.22)

『怪人二十面相・伝』(佐藤嗣麻子監督)、世田谷区三軒茶屋の三軒茶屋シネマで3月21日から上映されています。 テスラの巨大な顔写真、2種類のテスラコイル、明智小五郎や二十面相のテスラ、テスラの連呼、小林少年のテスラの紹介など、テスラファン的見所満載です。東京地方で未見の方はこの機会にぜひ。

京都大学生存圏研究所、飛行船から地上への電力伝送実験に成功(2009.3.10)

 京都大生存圏研究所は3月10日、飛行船から送信した電波を地上で受信し、電力として利用する実験を世界に先駆けて行いました。
 場所は京都府宇治市の京都大宇治総合グラウンド。電力用の電波を空から地上に送信する実験は世界初とのことです。確かにこれまで衛星間とか地上間での実験はありましたが、空と陸の間は初めてかもしれません。
 実験はマイクロ波を使って、地上約30メートルの飛行船に搭載した装置から地上に送信し、アンテナで受信するもので、これまで生存圏研の松本紘先生(現京大総長)などが提案していた方式です。
 無線電力と宇宙太陽発電所の夢にまた一歩近づいたようで、うれしくなりますね。

『怪人二十面相・伝』(佐藤嗣麻子監督)にテスラコイルが登場(2009.3.9)

 時期外れの情報になりますが、正月映画『怪人二十面相・伝』(佐藤嗣麻子監督)にテスラコイルが登場しています。すでにほとんどの映画館で上映は終了していますが、地方では上映しているところもあるようです。未見の方で、お近くで上映中の方はぜひ。



home | top