発明超人ニコラ・テスラ

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新戸雅章
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テスラ研究所

 テスラ研究所(代表・新戸雅章)はテスラ関係に限らず、出版、著作、翻訳、編集、講演などの活動を幅広く行っています。
 代表の新戸雅章は文章執筆、翻訳、編集などで30年以上の経験があり、著書も単著、共著あわせて30点以上にのぼります。科学・技術、SF、歴史物を中心に幅広い分野の出版に対応できます。
 ご興味のおありの方はメールでご一報ください。

プロフィール、これまでの主な仕事等はこちらから。

新戸雅章

★新戸雅章の主な著書
『平賀源内──「非常の人」の生涯』(平凡社新書)
『天才ニコラ・テスラのことば』(小鳥遊書房)
『江戸の科学者──西洋に挑んだ異才列伝』(平凡社新書)
『知られざる天才ニコラ・テスラ──エジソンが恐れた発明家』(平凡社新書)
『天才の発想力』(ソフトバンク・クリエイティブ)
『テスラ−発明的創造力の謎』(工学社)
『逆立ちしたフランケンシュタイン』(筑摩書房)
『バベッジのコンピュータ』(筑摩書房)
『ニコラ・テスラ未来伝説』(マガジンハウス)
『情報の天才たち』(光栄)
『超人ニコラ・テスラ』(筑摩書房)
ほか多数

発明超人ニコラ・テスラ
English version is now partly available.

Last modified: Jan.25,2025

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はじめてお越しの皆様へ

 セルビア人発明家ニコラ・テスラの人と業績を紹介しています。交流システムと無線の発明で世界を変えたこの大発明家のことは、その業績の割によく知られていません。このHPはその天才の全貌を広く皆様に知っていただくために開設したものです。
 ※はじめてお越しの方は発明家の生涯をまとめた「テスラ小伝」からどうぞ。
 ※テスラの発明に関連して、ワイヤレス給電(無線電力伝送)、太陽発電衛星、EV(電気自動車)、新エネルギー開発など、エネルギー、環境、宇宙の最新トピックスも掲載しています。

最新トピックス
2024.12.9:宇宙太陽光発電の実現へ、高度7キロから地上へ送電実験
2024.11.5:田口義弘教授の『学び直し高校物理』は高校物理に挫折した人や非理系人間に最適のテスラ入門書。
2024.10.21:東大、テスラバルブの新たな使途を発見。固体熱伝導に拡張し熱整流に成功
2024.10.20:「セルビアフェア2024」のテスラ展示、盛況のうちに終了
2024.10.9:「セルビアフェア2024」にテスラ研究所のブース出展
2024.3.15:「天才二コラ・テスラのことば」増補新版、3月15日刊行決定!
2024.2.25:テスラ研究所、セルビア大使館より表彰される
これ以前のニュースは⇒過去ニュースUBIK21へ



★宇宙太陽光発電の実現へ、高度7キロから地上へ送電実験(12.9)
 一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構(JSS)は12月4日、航空機から地上に向けてマイクロ波を発射する「長距離無線送電実証実験」を長野県諏訪市の霧ヶ峰高原グライダー練習場で実施しました。以前から本HPでも紹介してきた宇宙太陽光発電システムの実現に向けた実験です。
 実験は、JSSが経済産業省の委託を受け、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や大学・企業関係者らの協力を得て実施したもので、送電部を搭載した航空機が、高度7キロ・メートルを周回飛行しながらマイクロ波を地上に向けてビーム状に発射し、受信装置がある13か所で観測しました。
 JSSによると、「航空機から地上へのキロメートル級の長距離送電実験は世界初」だとのことです。
 観測結果の解析などを担当した東洋大学理工学部の藤野義之教授は「想定されたビームの振り方になっている。電波の強さも想定通りだ」との感触を口にされたそうです。
 また、テスラの夢に一歩近づきましたね。

★田口義弘教授の『学び直し高校物理』は高校物理に挫折した人や非理系人間に最適のテスラ入門書。(11.05)
 所長のような高校物理挫折組に最適な物理の再入門書(非履修者には入門書)が刊行されました。テスラの発明は高校物理が理解できれば、大体理解できると言われていますが、本文中にはエジソンとの電流戦争の詳細な電気学的解説もあり、まさにテスラファンのための入門書といえます。所長も大いに勉強させてもらいましたが、こうした形でテスラの名が広まるのはうれしいですね。
 プロローグから一部抜粋して紹介します。

物理に挫折したあなたに
この本は、高校物理の挫折者や、履修はしなかったが、あらためて学び直したいという初学者を想定して書かれたものだ。 基本コンセプトは天下りにしない、ということに尽きる。高校の物理の教科書はややもすると「世界はこうなってる」という法則や公式が「どん!」と与えられて「信じる者は救われる」とばかりに話が進んでいく。疑問を提示すると「じゃあ、実験で実際にそうなっていることを確認しなさい」といなされてしまう。しかし、実際に実験で確認できたからといって納得感があるかというとそれは別問題だろう(実際のところ、高校物理の教科書の立て付けでは実験をすることが推奨されているが、現実は教育の現場で実験が多用されることは稀である)。(中略)
「こうなりました。昔の人が考えた結果です!」じゃなく、「改めて一から考えたら今の公式や法則って自然な考え方ですよね」と納得できたら、物理に対する苦手意識が払拭できるのではないだろうか。
「なぜそのように考えるか?」の「理由」を説明することができれば、よいレシピを学ぶことで自作の料理を考案できるように、目の前の現実に対して「自分で考えて答えを出す」ことができるようになるかもしれない(以下略)。

★東大、テスラバルブの新たな使途を発見。固体熱伝導に拡張し熱整流に成功。(10.20)
 東京大学生産技術研究所のシンコウ特任助教、野村政宏教授らの国際研究チームは、テスラバルブ構造を用いた熱整流効果の発現に成功したと発表しました。
「テスラバルブ」はテスラが1920年に特許を取得した発明で、管内に流れる液体が迂回する複数の涙滴型ループを備えた流体用導管の一種です。一方向には流体がなめらかに流れるが、逆方向では大きな抵抗が生じるよう設計されています。これまでのニューヨーク大学のライフ・リストロフ准教授らの研究により、液体と電子について整流機能が確認されていましたが、今回初めて、固体の熱伝導にも拡張されたわけです。
 今後、グラファイトの高純度化や構造設計が重要だとのことですが、高性能半導体デバイスを初め、熱管理が課題となる電子機器などに広く波及効果が期待できるとのことです。
 詳細なメカニズムの説明は本ページの手に余るので、日本経済新聞の記事をご参照ください。
 1920年といえば、テスラはすでに64歳。しかしその発明意欲は衰えず、テスラタービンなど機械的、流体力学的発明に挑戦し、数々の成果を挙げました。テスラバルブは余り注目されなかった発明ですが、今回このような形でスポットが当たったことは大変喜ばしいことだと思います。
 やはりテスラは「21世紀の発明家」のなのですね。

  「あまり知られていない同氏の流体制御に関する研究は本当に時代に先んじたものだった」(ライフ・リストロフ)

2024.10.9:「セルビアフェア2024」にテスラ研究所のブース出展









 日本セルビア協会主催による「セルビアフェア2024」が10月13日(日)、東京の代官山ヒルサイドテラスで開催されました。幸い当日は好天に恵まれ、多くの参加者がセルビア料理、セルビアワイン、民族舞踊などを楽しみました。
 会場2階に設けられたテスラのブースにも予想以上の方が訪れ、セルビアの英雄を紹介するパネルや映像を興味深げにご覧になっていました。
 所長もできるだけブースに張り付いて、(しつこいくらいに)ご説明させていただきました。

日時:2024年10月13日(日) 11:00〜19:00
会場:代官山ヒルサイドテラス アネックスA棟
東京都渋谷区猿楽町29-21
入場料:無料
主催 :日本セルビア協会
後援 :在日セルビア共和国大使館

★「天才二コラ・テスラのことば」増補新版、3月29日刊行決定!(3.15)
 2019年に小鳥遊書房より刊行された「天才二コラ・テスラのことば」の増補新版刊行が決定しました。
 テスラの発明人生を、彼自身のことばで語らせたい。これが本書刊行時の思いでしたが、初の試みだけに不安もありました。幸い好評をいただいて順調に部数を伸ばし、このほど増補新版刊行の運びとなったしだいです。
 新版では、新たなことばを加え、訳文にも修正を施しました。解説も徹底的に見直し、巻末に索引も付けました。
 今回の校正で、あらためてテスラの洞察力と透徹した知性を感じることができました。読み返すたびに新たな発見があり、感動があります。
 刊行は3月29日予定です。この機会に多くの方にお手に取っていただき、人間テスラの魅力を感じていただければさいわいです。

  ★テスラ研究所、セルビア大使館より表彰される。(2.25)
 2月15日、テスラ研究所が駐日セルビア大使館から表彰されました。昨年10月、「二コラ・テスラ没後80年記念イベント」を大使館と共催し、セルビアの英雄である二コラ・テスラの業績紹介を通して、セルビアと日本の友好親善に尽くした功績によるとのことでした。
 当日は、アレクサンドラ・コヴァチ大使より賞状をいただき、大変感激しました。大使には一等書記官時代の18年前、「テスラ生誕150年イベント」でお世話になり、それから十数年へて、大使として赴任された機会に表彰いただいたことに何かご縁を感じます。
 イベントでお世話になった日本セルビア協会と防府市青少年科学館も同時に表彰されました。
 今後ともテスラの再評価活動を通じて、両国の親善に微力を尽くしたいと思った次第です。



 これ以前のニュースは過去ニュースUBIK22へ⇒



テスラ情報求む!

 テスラが登場したメディアに関する情報があれば、ぜひお知らせください。

◎情報・資料提供に感謝します。
和田憲一郎、J-フィル、kiti、佐藤修、Nakauci、浦野、南方森林、杉目麻希子、斎藤正樹、TARO、篠原博、Ben Buyger、江渡浩一郎、Masao Sakaguchi、白鳥和彦、松谷朗、浦野、山田五右衛門、Iguchi、牛嶋昌和、Ryu_kashin、Kazu、山口龍夫。(以上敬称略)



メディア関係の皆様へ

 映画、テレビ、演劇、アニメ、コミック、ゲーム、音楽、イベント、CD……。悲運の天才発明家ニコラ・テスラはあらゆるメディアのクリエーターにとって、きわめて刺激的な存在だと思います。
 この魅力的な人物を素材に想像の翼を広げていただけないでしょうか。それによってテスラの認知度が少しでも高まれば、本ホームページ制作者にとってもこれにまさる喜びはありません。資料面で必要があれば、できる限り協力させていただきます。

 *テスラ関係の企画・出版・イベントなどに興味のある方はご一報ください。



ニコラ・テスラを知っていますか?

Do You Know Mr. Nikola Tesla, The Real Inventive Genius?


肖像 テスラは発明王エジソン最大のライバルとして、電気工学と機械工学の分野に偉大な足跡を残した発明家です。中でも交流誘導モーターに基づく電力システムの特許と同調回路を中心とする無線の特許は、各分野の専門家から20世紀技術の基盤を築いた発明として最大級の賛辞を受けています。
 われわれが工場や家庭で思う存分電気を使え、ラジオやテレビの放送を享受できるのはテスラのおかげといっても過言ではありません。磁束密度をあらわす国際単位テスラ(1テスラが1万ガウス)は、こうした業績に対して贈られたものです。
 しかしながら功績に比してその知名度はあまりに低く、日本では専門家の間ですら無名という状況が続いています。その一方で陰謀好きのオカルチストたちが、根拠のない噂や誤解を撒き散らして、評価を損なっています。オウム真理教が彼を地震兵器の発明者に擬したことなども、その悪しき余波と言えるでしょう。
 本ホームページはそんな誤解にさらされてきた発明家の真実を、広く皆様に紹介すべく誕生しました。彼の人と業績を知れば、皆様もきっとこの才能豊かな人物のとりこになると思います。順次、拡張整備していきますので、なにとぞよろしくお願いします。


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●インターネット・エクスプローラー11.0で動作確認しています。
●当サイトへのリンクはフリーです。ただし掲載内容、および写真・動画等の無断転載、商用利用は固くお断りします。

1997-2023(C)Masaaki Shindo

その他、ご意見、ご要望は
テスラ研究所まで



テスラ、テスラを語る
「増補新版──天才ニコラ・テスラのことば」
好評発売中!


 発明を通じて自然や人生について省察を深めたテスラは、そこから数々の名言、至言を生み出しました。そのことばによって、彼の発明人生を語らせたいというのが本書刊行の思いでした。
 幸い好評を得て、このたび増補新版の刊行にこぎつけることができました。これもひとえに皆様の応援の賜物と深く感謝しております。
 増刷に際しては、新たな名言を加え、訳文・解説もかなりの修正をほどこしました。この機会にお手にお取りいただければさいわいです。
        ──新戸雅章

小鳥遊書房


●私の計画を遅らせているのは自然の法則だ。世界はまだその準備を整えていない。あまりに時代をとび超えているからだ。だが、最後は同じ法則がうまく働き、勝利の凱歌をあげることだろう。(1919年)

●人類の進歩と発展はひとえに発明にかかっている。発明は人間の創造的な頭脳が生み出す最も重要な生産物である。その究極の目的は、自然の力を人類の利用に供しつつ、物質世界を超える精神の完全な支配を実現することにある。(1919年)

●脳の創造性が成功に向って開かれていく時の感動は、発明家にとってなにものにも代えがたい。これ以上の感動を人間の心が経験できるとは思えない。……そうした感動は食事も、睡眠も、友人も、愛も、なにもかも忘れさせてくれる。(1896年)


新戸雅章編著
小鳥遊書房
本体1900円+税
好評発売中!!



テスラ研究所刊
『テスラ自伝』第2版は売り切れ!


 テスラ研究所刊行のニコラ・テスラ唯一の自伝『テスラ自伝』(新戸雅章訳)は、おかげさまで完売しました。再刊の予定は未定です。



テスラ入門書の決定版
「知られざる天才ニコラ・テスラ─エジソンが恐れた発明家」
絶賛発売中!


平凡社新書

「知られざる天才ニコラ・テスラ─エジソンが恐れた発明家」
新戸雅章
平凡社新書
820円
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新戸雅章
「平賀源内──非常の人」
平凡社新書

平賀源内
好評発売中!!



新戸雅章訳
「インド科学の父 ボース」
工作舎

ボース
好評発売中!!



テスラvs.エジソン
激突!!
発想の帝王は私だ
天才の発想力
新戸雅章
「天才の発想力」

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生家
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(ベオグラード)

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テスラ80'
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*(C)@Ben Buyger